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「縄文春まつり」「手づくり工房★地底の森」レポート

縄文の風が吹く今日このごろ、みなさまいかがお過ごしでしょうか。SMMA事務局吉田です。
GW5日目は、仙台市縄文の森広場にて開催された「縄文春まつり」(5月5日)と、
地底の森ミュージアムにて開催された「GW手づくり工房★地底の森」(5月2日〜6日)に行ってまいりました。

 

まずは縄文の森広場の「縄文春まつり」。
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体験工房では「勾玉づくり」が行われていました。柔らかい石(滑石)をブロックや紙ヤスリで削って、勾玉の形を作っていきます。
この日は勾玉づくりのみでしたが、ふだんの縄文の森広場では、勾玉以外にも縄文時代の様々なものづくりを体験することができます。

野外には体験や遊びのイベントが盛りだくさん。
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まず動物が描かれた的を弓矢で射るゲーム。子どもの力でも勢いのある矢を放つことができます。

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復元された住居のそばには縄文人のファッションを身につけてみる体験コーナーが。
参加した人々は好きな衣装や装飾品を選んで縄文人に変身したり、住居の前で記念撮影をしたりしていました。

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また竹でできた道具を使ってしゃぼん玉を作ったり、こまや輪投げといった昔の遊びを体験できるコーナーもありました。

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こちらの縄文土器から注いでいただいたのは、どんぐりを使ったコーヒー。
炭焼きのような香ばしい香りのコーヒーは苦味が少なく、飲みやすい一杯です。

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遊び回っておなかがすいたところでボランティアの皆さんが配ってくださったのは、お待ちかねの「縄文スープ」!限定200食のスープで満たされた土器の前にはおなかをすかせた人々の長蛇の列が。
ちなみにこの日のスープの具材はごぼう・れんこん・三つ葉・しめじ・豚肉の五品でした。

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縄文時代のスープなので塩のみのごくシンプルな味付けですが、しっかりと味があり、青空のもとおいしくいただきました。
れんこんのぎゅっぎゅとした食感が◯。ごちそうさまでした。

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わいわい遊び回ったり、のんびりお弁当を広げたり、訪れた人たちが思い思いに楽しむことのできるお祭りでした。

 

さてここから地底の森ミュージアムに移動です。
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実は縄文の森広場から地底の森ミュージアムへはバスで行くことができます。

【縄文の森から地底の森への行き方】
1.「縄文の森広場」の第2駐車場から「山田・太白消防署前」のバス停へ歩く(徒歩約5分)
※上の写真に写っているのが太白消防署です。
2.「山田・太白消防署前」から「長町南駅・太白区役所前」へバスで向かう(バス約14分)
3.「長町南駅・太白区役所前」から「地底の森ミュージアム」へ歩く(徒歩約5分)

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そんなこんなで地底の森ミュージアムに到着です。

 

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地底の森ミュージアムのGWイベント「手づくり工房★地底の森」(5月2日〜6日)は、
クイズラリーやガイドツアー、手づくり体験を日替わりで楽しめるというもの。

この日(5月6日)の午後の内容は「植物しおりづくり」と「石器づくり」でした。
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「植物しおりづくり」では、野外展示「氷河期の森」から採集された植物のなかから好きな形の葉を選び、自分だけのしおりを作ることができます。
自分が選んだ植物はどんな姿や生き方をしているのか、想像がふくらみます。

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こちらは「石器づくり」の様子。
かつての旧石器人たちと同じようにシカの角を使って、自分だけのオリジナルの石器を作っていきます。
せっかくの機会ということで挑戦してみたのですが、持ち前の不器用さを発揮した結果、石器の先端が真っ二つに折れました……

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しかし体験コーナーではボランティアさんたちが色々とアドバイスをしてくださいます。
不器用さを見かねたボランティアさんが手伝ってくださり、出来上がったのがこちら。

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次回は他の体験にも挑戦してみたいものです。

 

そんな地底の森ミュージアムでは現在、企画展「仙台の遺跡4 大野田・西多賀あたりの古墳」を開催中です。太白区大野田・西多賀近辺の古墳の調査で明らかになったことを、出土品などをまじえて紹介しています。

 

さらに縄文の森広場と地底の森ミュージアムは、両館を訪れる時にお得な「共通入場券」を販売しています。天気のいい日は二つの森を訪ねて、かつてそこに生きていた人々の暮らしにふれてみてはいかがでしょう。

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