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2010/10/08
SMMAクロスイベント「宮城のやきものⅡ」
この秋、宮城県内のやきものを紹介する企画の第2弾、「宮城のやきものⅡ」が県内の5つの施設で始まります。堤焼や切込焼などに代表される「宮城のやきもの」に親しみ、その文化を再発見する機会になればと思っています。それぞれの館を巡って見つけたものは、なにより皆様の宝となるでしょう。
【芹沢長介記念 東北陶磁文化館】
◆東北の近世陶磁器
およそ1,600点の東北地方の近世陶磁器を収蔵、宮城県のやきものも通年で楽しんでいただけます。堤焼では、すり鉢、なまこ釉の大甕(おおがめ)、蓋付き壺、水滴など。他に切込焼染付葡萄文らっきょう徳利をはじめ、切込二彩、三彩の逸品も見ごたえがあります。
●開館時間:10:00~16:30(入館は16:00まで)
●休館日:月曜日(ただし10月11日、11月22日は開館)、
10月12日(火)・13日(水)、11月4日(木)、
11月24日(水)・25日(木)
●観覧料:一般300円(250円)
シルバー(65歳以上)200円(150円)
高校・大学生200円(150円)、小・中学生150円(100円)
※( )内は20名以上の団体料金
●問い合わせ 芹沢長介記念 東北陶磁文化館 0229-63-3577
【東北福祉大学芹沢銈介美術工芸館】
◆宮城県のやきもの 堤焼・切込焼(常設展 1Fロビー)
堤焼と切込焼という、宮城県を代表するやきものコレクションから三浦乾也6点を含む様々な器種の優品を紹介します。中でも、全国一の所蔵数を誇る切込焼多彩釉磁器にご注目ください。
●会期:10月1日(金)~12月23日(木)
●開館時間:10:00~16:30(入館は16:00まで)
●休館日:11月24日(水)~28日(日)(入学試験日)
●観覧料:一般300円(200円)、大学生(準ずるものも含む)200円(100円)、
高校生以下無料
※( )内は20名以上の団体料金。
●問い合わせ 東北福祉大学芹沢銈介美術工芸館 022-717-3318
【仙台市博物館】
◆「三浦乾也の焼物」(常設展 コレクション展示室)
三浦乾也(1821~1889)は、幕末から明治にかけて江戸を中心に活躍した製陶家です。尾形乾山(1663~1743)流の作陶を得意とし、仙台の堤焼にも影響を与えています。初代針生乾馬の師匠でもありました。
●会期:8月31日(火)~11月28日(日)
●開館時間:9:00~16:45(入館は16:15まで)
●休館日:毎週月曜日
(但し9月20日(月)、10月11日(月)は開館)
9月21日(火)、9月24日(金)、
11月4日(木)、11月24日(水)
●観覧料:一般・大学生400円(320円)、高校生200円(160円)
小・中学生100円(80円)
※( )内は30名以上の団体料金。
●問い合わせ 仙台市博物館 022-225-3074
【加美町ふるさと陶芸館 切込焼記念館】
◆「常設展」切込焼の美と歴史
◆「企画展」ほほえみ絵巻-切込焼 人物画の技と魅力-
常設展では、切込焼や窯跡出土資料の展示と、「湯倉産陶石を使った大皿の試焼」や「磁器ができるまでの流れ」など、焼成の全貌に迫ります。企画展では、切込焼の人物文様、特に「笑み」の表情の素晴らしさを紹介します。
●会期:10月9日(土)~11月23日(火)
●開館時間:10:00~16:30(入館は16:00まで)
●休館日:第2・第4月曜日 祝日の場合は翌日
●観覧料:一般400円(350円)、シルバー(65歳以上)・学生300円(250円)、
小・中学生無料
※( )内は20名以上の団体料金
●問い合わせ 加美町ふるさと陶芸館 切込焼記念館 0229-69-5751
【東北大学総合学術博物館】
◆切込西山磁器工房址の発掘品
宮城県加美郡宮崎町(現加美町)切込西山の近世磁器工房址は、1975(昭和50)年4月、東北大学考古学研究室により発掘されました。その際に見つかった切込焼、切込三彩、ロクロ用具、窯道具等の発掘資料を展示します。
●会期:10月5日(火)~12月23日(木)
●開館時間:10:00~16:00
●休館日:月曜日
●観覧料:一般・大学・高校生150円(120円)、小・中学生80円(60円)
※( )内は20名以上の団体料金
※東北大学の職員、学生は無料で入館できます。身分証明書(学生証)を提示の上、受付にてお名前と
所属をご記帳ください。
※「どこでもパスポート」持参者は無料で入館できます。
●問い合わせ 東北大学総合学術博物館 022-795-6767