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2018/12/20
歴ネット参加館にて仙台の伝統的な門松を展示中!(SMMAクロスイベント)
皆さんは、『仙台の伝統的な門松』をご存じですか?
仙台には、私たちが普段目にする門松とは一味違ったこの地方独特の門松があります。
■ 仙台の伝統的門松とは?
お正月に玄関先などに飾られる門松。かつて仙台やその周辺で飾られていた門松は、現在私たちが目にする一般的なものとは違い、松や竹などを門のように組み上げた形をしていました。しかし、仙台の中心部では戦前から、郊外でも昭和40年ころには、この形の門松を飾る家も少なくなり、今ではほとんど見ることができなくなっています。
この伝統的な門松は仙台城内でも飾られ、調査の結果、仙台城の門松は直径15㎝、高さ3m以上の栗の木の柱に竹や松を添え、根元を楢の割板で囲んでおり、全体の高さは3mから4mにもなったと推定されます。また、その材料は根白石村(現 仙台市泉区)から納められたことも分かっています。
歴ネット参加館では、現在この伝統的な門松を復元したものを期間限定で展示しています。門松にまつわる歴史や解説もあわせてご覧いただけます。
ちなみに、藁打ちや「ケンダイ」と呼ばれるしめ縄飾りの作成などは、参加館の学芸員等が集まって作成し、すべて手作業で設置しております。
歴ネット「仙台の伝統的な門松を再現」年末年始にぜひ各館に足をお運びいただきご覧ください!
(歴ネットクイズラリーと合わせての来館もおススメします)
■展示期間
平成30年12月18日(火)~平成31年2月17日(日)
※展示期間は各館によって異なります。詳細は各館にお問い合わせください。
【各館の展示期間(予定)】
瑞鳳殿 平成30年12月18日(火) ~平成31年1月14日(月)
地底の森ミュージアム 平成30年12月18日(火) ~平成31年1月23日(水)
(仙台市富沢遺跡保存館)
仙台市博物館 平成30年12月18日(火) ~平成31年2月17日(日)
仙台文学館 平成30年12月20日(木) ~平成31年2月11日(月)
仙台市戦災復興記念館 平成31年 1月 4日(金) ~平成31年2月11日(月)
仙台市縄文の森広場 平成31年 1月 5日(土) ~平成31年1月23日(土)
仙台市歴史民俗資料館 平成31年 1月 5日(土) ~平成31年2月 3日(日)
【瑞鳳殿と仙台市博物館での展示の様子】
★お問い合わせ先
歴ネット事務局 仙台市博物館
〒980-0862 仙台市青葉区川内26<仙台城三の丸跡>
電話:022-225-3074