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鉄道交流ブックレット03号『図録 仙山線交流電化試験』

Booklet03_表紙アウトライン

本誌は、第22回企画展「仙山線交流電化試験−日本の鉄道を新幹線へと導いた開発秘話−」(2014年8月1日~11月1日開催)のまとめとして編集した展示図録です。
仙山線は国鉄の交流電化試験の舞台となった路線。この試験の成功が日本の地方路線の近代化や高速鉄道の発展に大きく影響したと言われています。企画展では、その交流電化試験の全貌がどのようなものだったのかを、これまでの企画展では焦点をあててこなかった、本庁に組織された交流電化調査委員会関係資料や、地上施設建設と第1期静的試験関係資料も含めご紹介しました。
本図録は、企画展を見た方々からの図録をとのご要望もあり、また展示をご覧いただけなかった方々にも仙山線の歴史に触れていただけるよう、基本的に展示の構成を踏まえて編集しています。さらに、企画展開催時には発見が間に合わなかった資料ですが、東京電気工事局電力関係職員OB会・大塚会の会報『大塚会三十年』から交流電化試験関係者の回想録を貴重な証言として再収録しております。
ブックレット01号『交流電化と鉄道の発展~仙山線での試作電気機関車性能試験~』[改訂版]と合わせてご覧にいただければと存じます。

 

■目次:
・仙山線と交流電化
・仙山線のプロフィール
・国鉄交流電化調査委員会の設立
・交流電化試験の概要
<交流整流子電動機式(直接形)機関車ED44 1>
<水銀整流器式(間接形)機関車 ED45 1>
<水銀整流器式(間接形)機関車 ED45 11>
<水銀整流器式(間接形)機関車 ED45 21>
・交流電化調査班によるヨーロッパ視察と輸入交渉
・交流電化調査委員会の最終報告
<トピック>仙山線を訪れた人々
・交流電化開業
・試験の継続と交流電化の発展
・鉄道模型で見る交流電気機関車の発展
・仙山線交流電化試験と鉄道の電化年表
<トピック>八倒会
・再録『大塚会三十年』より
・関係者の随想から
「蘇る交流電化試験工事の話」内田克男
「仙山線交流電化 炉辺談話」南條邦雄
・昭和28年~33年4月河北新報紙に掲載された仙山線交流電化試験関連記事

 

■編集・発行:東北福祉大学・鉄道交流ステーション
■監修:関秋生
■仕様:A4判 80ページ
■価格:1300円(窓口直接購入割引 1100円)
■購入方法:発行部数が僅少のため、冊子が無くなり次第終了とさせていただきます。万一の場合はご容赦下さい。
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鉄道交流ステーション「ブックレット係」
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【お問い合わせ】
東北福祉大学・鉄道交流ステーション
TEL:022-728-6612 ※開館時のみ

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